2015.09.05
平成27年9月5日(土)管理栄養士の黒柳桂子先生をお迎えして、「食」に関する講座を開催しました。
本学家政学部食物学科卒業の黒柳先生が来館されると、かつての恩師をはじめ、まさに人生の大先輩がずらり!(*^_^*)
当初は「からだによい食べ物」の予定でしたが、題名改め「食について考える」、卒業から現在まで数々の体験をふまえ、楽しいお話がたくさん伺えました。
黒柳桂子先生からのメッセージもいただきました!
≪ 講義を終えて・・・ ≫
同窓会員を対象として「食」に関する講義の依頼をいただき、光栄に思っていました。そう、会場に着くまでは・・・
まさか、学生時代お世話になった先生方を前に「からだにいい食べ物」の話なんてまさに釈迦に説法ではないですか!しかし、知らずに当日を迎えてしまったからにはやるしかないと瞬時に腹をくくり、「学生時代、決して成績がよい訳ではなく・・・」という自己紹介に「うん、うん」とうなずく先生のおかげで、「飾らずに私らしく話そう」と吹っ切れました。
私が栄養士の資格を活かした起業を目指すようになってから、分野は違えど様々な立場から「食」について学んだり考えたりすることができました。育児の延長で始めた食育活動のおかげで地元岡崎の食育推進に携わることができ、そのご縁で中日新聞に記事を連載していただきました。それまでの連載者と違い、専門的な意見ではなくほぼ一般の人目線から感じた食に関する情報やその矛盾について自分の経験をふまえてお話させていただきました。題目とはズレた内容だったかも知れませんが、改めて「食」について考える機会となっていただけたら幸いです。
貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
黒柳 桂子