
2011年 |
椙山女学園大学 国際コミュニケーション学部 表現文化学科 卒業 愛知県に本社を構える印刷会社にコピーライターとして就職 |
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2016年 |
印刷会社を退職して独立 東京でフリーランスのライターに |
2018年 |
人生初の自著『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』を光文社より出版 全国の書店で発売され、販売開始後1ヶ月経たずに重版が決定 |
ライターとしてウェブサイトや広告物の記事を執筆しながら、著者として本の原稿も書いています。2018年には、人生初の自著『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』を出版しました。いい文章が思い浮かばず悩むこともありましたが、言葉を通して人を救いたいという学生時代からの夢が叶ったのは大きな喜びでした。しかもその本が全国の書店に並び、一部の紀伊國屋書店ではビジネス書ランキングの3位にランクイン。読者の方からも、「心にグッとくる」「満足度大」「こういう本が欲しかった」というコメントをいただきました。学生時代から「夢が叶うように」と応援し、支え続けてくれた友人や先生には、感謝してもしきれない思いです。
国際コミュニケーション学部で、小説創作・エッセイ創作・漫画創作・詩歌創作など、自分で書く(描く)授業を積極的に受講していました。また堀田あけみ先生のゼミでは、生徒同士でお互いの小説やエッセイについて意見交換をしたり、校閲をしたりしていました。編集者の方々と二人三脚で原稿を仕上げていくのと同様のプロセスを学生時代に体験していたので、仕事で修正や指摘を多数受けても心が折れません! 「書く仕事」に直結する実践的な授業は、国際コミュニケーション学部の魅力の一つだと思います。
先生のご厚意により、卒業後に何度か生徒の皆さんの前で講演をさせていただきました。在学中も生徒に寄り添った手厚いサポートが特色だと感じていましたが、卒業してからさらに教え子や卒業生を思う温かさを感じるようになり、椙山の魅力を再認識しました。椙山女学園大学は私にとってもう一つの家のような場所であり、思わず「ただいま」と言いたくなるような故郷です。今後は同窓生の皆様とも交流を深めることができましたら幸いです。
私は「超就職氷河期」と呼ばれた時代に就職活動を行い、約50社、立て続けに落ちました。最終的には内定をもらうことができましたが、幾度となく先生の研究室に駆け込んで大泣きし、キャリアサポートセンターで人生相談にのってもらっていました。学内の様々な場所で私の将来設計をフォローしていただいたおかげで、今があると思っています。
大学の中にいるとあまり実感できないかもしれませんが、これほど手厚いサポートを受けられる学校は少ないようです。「好きなことが見つからない」「どんな進路を選べばいいのかわからない」など、自分の未来が見えず困ったときは、ぜひ大学内で進路相談をしてみてください。先生も職員の皆さんも、きっと喜んで温かい手を差し伸べてくれますよ。