活動報告

研究科講演会を実施しました

2018.09.19

既製衣料サイズ制定のための人体計測事業による日本人の最新体型情報

日 時:平成30年9月15日(土)

場 所:星が丘キャンパス 生活科学部棟 B106

被服構成学の研究者である日本女子大学 教授の大塚美智子先生を講師に迎え、大学院講演会が行われました。まず、国内の大規模人体計測事業による日本人の体形変化について過去の計測値と比較しながら詳細にご説明いただき、次に現在の既製衣料サイズとの整合性や規格改訂の可能性ついて、科学的知見に基づいたお話を伺うことができました。

既製衣料は現在の私たちの生活と関連の強いものであるため、どのトピックスも大変興味深いお話でした。特に、若年男性がスリムになってきていることや中年女性の体形維持ができていることなど年代・性差による考察や、国際会議で各国の視点・日本の立場を表すエピソードが面白く印象的でした。約90分のご講演はあっという間で、参加者の方もご自身の専門に関わらず熱心に聴き入られていました。参加者は35名(各研究科の修了生、研究科・学部在学生)でした。

現代の被服構成学を牽引する研究者のお話を直接伺うことができ、参加者にとって大変有意義な時間となりました。

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