同窓会ニュース

椙山高校 成人の会発足のなりたちについて

2015.04.27

早いもので今から8年前のことになりますが、2007年1月8日(月)の成人の日、山添のランチルームで椙高平成16年度卒業生による成人を祝う会を行いました。

その開催後、同窓会HP用に書かせていただいた記録を見ると、「50名程度の規模を予定しておりましたので、実行委員7名で立ち上げました。しかし、いざ募ってみれば、先生31名,卒業生220名の総勢251名という大規模な会を行うことになっていました。」と記載してありました。振り返ってみれば、慌しく計画し、早急に参加者を募って、結果的には「たくさんの人に喜んで参加してもらえた!」というザックリした曖昧な記憶しかないのが正直なところなのです。

そして時を経て、同窓会活動に参加させてもらう中で、今も成人の会が恒例イベントになっていることを知りました。

この度、「成人の会発足のなりたちについて」というテーマでHP用の原稿依頼をいただきました。本来、今回の依頼はお引き受けするべきか迷いましたが、現在参加させていただいている同窓会活動の中で、成人の会が毎年継続されていることや、高中同窓会からも記念品を出していただいていることを知り、また「自分の娘も実行委員で成人の会をやりましたよ」と先輩からお声をかけてもらえることがとても嬉しく、お引き受けしてしまいました。

発足当時の実行委員をしたメンバーは、高校3年時にクラス委員をしていた仲間であり、学園創立100周年記念のモザイク画を共に製作したメンバーでもありました。

当時なにかの機会に集まった際に成人式の話題になり、「地元では式典に参加しづらい」「椙山小学校には振袖姿で訪問する慣例行事があるので高校にも行きたい」「高校卒業後会えていない同級生に久しぶり会いたい」等の意見が出たことで、「今までなかったのなら自分達の手で...!」と企画するに至ったのだと思います。簡単に言えば、ノリから生まれた会なのです。

今回この原稿に取り組むにあたり、久しぶりに発足メンバーにも連絡をとりましたが、私たちが開催して以降、毎年行われていることを知らないメンバーもおり、皆喜んでいました。

発足時の内容としては、先生方のお祝いの言葉に始まり、懐かしいビデオを見て、記念に集合写真を撮影するという、ありきたりなものではありましたが、それは楽しい瞬間であったことを覚えています。成人という節目は一度きりのものですし、特別なことはしませんでしたが、卒業後それぞれの進路に進んだ友人との情報交換の場ともなりました。

さて、今年の成人の会にも250名近い参加者があったとうかがいました。このような恒例のイベントにしていただけたことをとても嬉しく思います。これまで成人の会を開催するにあたりお力添えをいただいた大勢の方々に御礼申し上げ、人生のよき思い出となったことに心より感謝いたします。後輩たちには、これからも心に残る会を続けてもらえたら幸いです。(OG:木村)