同窓生の活躍

チャンスの神様  石田 紀子さん

プロフィール

1944年 岐阜市で生まれ6才の時より名古屋在住。
昭和31年 椙山女学園大学附属小学校卒業
昭和34年 椙山女学園中学校卒業
昭和37年 椙山女学園高等学校卒業
昭和41年 椙山女学園大学家政学部食物学科卒業
1965年 第30回新制作協会展初出品、以後毎年出品。同年中部新制作協会展出品以後毎年出品。現在は新制作協会協友。1998年よりギャラリーアートコレクション中野に於いて9年個展開催。2000年で個展10周年記念を丸英美術画廊に於いて個展。
2012年1月 ネオジャポニズムINタヒチ展出品(ゴーギャンがタヒチに渡って130周年記念でお孫さんより招待)
2012年2月 第17回日本の美術(全国選抜作家展)出品、(上野の森美術館)。
来年2月にも第18回展に出品予定。
2012年8月 日本を輝かせる芸術家達、精鋭芸術家選抜展出品
(銀座、清月堂ギャラリー)
2012年9月 ジャパンアート フェスティバル イン バレンシア 2012 に出品。
子供ふれあい芸術展(ロイヤルサロン、サッポロ銀座ビル)
新制作協会展(新国立美術館)出品、
2012年10月 大人絵画教室展11回展(イオン文化サークル) 市民ギャラリーにて開催
2012年11月13日~18日 新制作協会名古屋展(愛知県美術館)
2013年3月 ネオジャポニズムINウィーン(シェーンブルン宮殿)、クリムト生誕150周年記念出品予定。
2013年4月 中部新制作展出品予定(愛知県美術館)
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    第72回新制作展(2008)
    グラスの世界・夢
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    第74回新制作展(2010)
    グラスの世界・ビルの街
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    第76回新制作展(2012)
    グラスの世界・穏やかな日

現況報告

椙山小学校在学中、絵の専任でした江坂清作先生との出会で、6才から習っていた別の先生から変わり、絵を描く事の楽しさを教えて下さった江坂先生の画塾に通うようになりました。1966年(昭和41年)大学卒業の年の10月江坂先生の魅力に取りつかれ、美大を卒業した夫と結婚。夫婦で新制作協会に席を置いています。家では子供絵画の指導をし、週1回八事のイオンの文化サークルで大人の水彩・油絵教室を開いています。又、大学入学と同時に始めた能楽も今年で50年過ぎ、プロにはなりませんでしたが金剛流師範を取り趣味として続け、50才から始めた代理店(サプリメントその他)の仕事もしています。

〈能楽部の活動〉

大学入学と同時に能楽部に席を置き、今年3月4日に名古屋能楽堂で能楽部創立50周年記念能の会を開催しました。現役が2名しかいない実状から卒業生がバックアップし、参助出演も金剛流の京都大学・同志社・岐阜女子大。他流からは名古屋大学の人達の応援で盛大な会を持つ事ができました。私もOG会会長としての役目が果たせて皆様に感謝の気持ちで一杯です。

椙山の思い出

大学在学中は茶道部・絵画部(部長)・能楽部・学生会役員(2年~4年)として多忙な日を過ごしていました。入学と同時に発足した能楽部(始めは同好会)の練習は茶道部の部屋を借りて楽しくお稽古をしていました。中でも大学1年~4年まで続いた京都大学能楽部との合同合宿した楽しい思い出が忘れられません。60才を期に交流が始まり知多の会(内海で年1回、日頃先生に習ってない人でも参加できる会)を立ち上げ、今年5回目を開催しました。これも学生時代の楽しい思いがそのまま今も持続していて歳など皆忘れてしまいます。
それからもう一つは能楽部の友人(私も含めて3人)と日本全国を当時カニ族と言われた格好(リュックを背にキャラバンシューズ)で旅行した事は今でも忘れられません。他の2人は絵を描きませんが、私はスケッチブックをリュックに入れていて私が絵を描けるように友人も配慮してくれた旅でした。

同窓会に対して、同窓生に向けて

それぞれの人が可能な限り色々な同窓会の行事に参加すると良いのではと思います。でも子育てで大変な人達でも参加できる会(子供と一緒に)もあったら良いなとも思います。

在校生に向けて

人間、やりたい事があったら、いつになったらやろうじゃなくて、すぐに取りかかる事が大切だと思います。私は欲張りな人生を歩いてきたと思います。チャンスの神様は前髪しか無いと言われていますので、思い立ったら時を逃さないように生きてほしいと思います。